中澤さん × 盧さん「コーヒーについて」
シンクに来た際に一番最初の話題となる「コーヒー」
豆を挽く工程から始まるので、会議室はコーヒーの香りで満たされます。
コーヒー豆は、代表の中澤、御用達のコーヒー豆屋から取り寄せしているこだわりの逸品。
シンクならではの、一風変わったおもてなし。
なぜ、シンクでは一手間かけたコーヒーを提供しているのでしょうか。
中澤と盧に話を聞きました。
なぜコーヒーを豆から挽いて提供しているのか?
中澤:
コーヒーが好きだからやっているのもあるけど、喜んでもらいたいのが一番かな。
淹れるまでの10分程の時間がアイスブレイクになるし、美味しいものを飲むとリラックスできるからメリットは多いと思ってるよ。
盧 :
「美味しい」は幸せの最短距離ですからね。
コーヒーが好きじゃない人は断りづらいのではないか…。という懸念もありますが、美味しいものを出しているという自信はあります。
中澤:
豆を挽くようになったのはシンクとして独立してからで、今では小さな文化になりつつあるよね。
あとは他社で言えばウエルカムボードを置くとか、企業がやっている印象付けの1つの意味合いもあるかな。
盧 :
打ち合わせや営業も1つの出会いで、話の中身も重要だけどほんのちょっとした差で印象は変わりますよね。
来社してくださった方に少しでも良い印象が残せればいいなという思いはあります。
自分たちの面談のスタンス
中澤:
もちろん良い印象をもってもらう事も大切だけど、僕自身はあまり気にしていなくて、お互いにズレがないようにしたいという気持ちが強いかな。
面談ではこちらの等身大の姿を見てもらって相手の等身大の姿を見たいと思ってる。
今だけでなく、過去も見て、だから今こういう風になっている。そういう認識合わせをしていきたいかな。
盧 :
お互いの歴史を確認する感じですよね。
僕の言う良い印象を残したいというのは、うちの会社が良い会社かをどう伝えるかという事ではなく、言葉使いや、少し辛口な中澤さんのフォローをどうするかなど(笑)
出来ていないことを出来ますとは絶対に言わないし、その人がシンクにきて幸せになれるかということが大切で。
方向性が違っていたら幸せにはなれないから、その確認作業が面談かなと思っていますね。
中澤:
自分的には辛口だと思っていないよ(笑)
言葉って非常に抽象的な概念だから、同じ言葉でも人によって受け止め方は違う。
伝わっているか伝わっていないかが曖昧であるというのが嫌だから、出来るだけ生身の言葉を伝えるようにしているんだよね。それが辛口に見えるのかなぁ。
もう1つ意識しているとしたら、得して帰ってもらいたいと思っているよ。
事実とは違うかもしれないけれど、こういう場として自分が受けた印象はこうだったとか、ただ良い事だけを伝えて気持ちよくなってもらうではなくて、相手にとっても役に立つフィードバックをしたいなとは思っているかな。
大切にしているのは真剣に向き合うということ
盧 :
生身の言葉も含めて「真剣に向き合う」というのがうちの特徴で、その日初めて会った人だとしても、それも縁であるから得して帰って欲しいですね。
あとは、面談を人事がやっていないという事もあって、面談ぽくない面談であるのは特徴的で、「まるで人生相談」と言われたり。
気付きはあると思いますよ。
中澤: 転職というのは人生において大きな影響があるからね。
面談で真剣に向き合うという事は、双方にとって良い結果につながると考えているんだよね。
ズレているのに強引に合わせてしまったら、入社してからお互い苦労するし、良い結果にはつながらない。
盧 :
面談に限らず、成果確認や、管理者に対しての目標設定も本人が望むかどうかを考える事は同じだと思っていますね。
会社との目標をもって、それが自分とは違う・合わないと思っていても日本人は声に出して言える人がすごく少ない。
自分の中でこれで良いと思っている人に対して、会社が一緒に成長していきましょう!というのを強制するのは違うのだろうし、人数が少ない分、そういう人とそうでない人との割合やバランスについては考えてます。
中澤:
今のはなかなか深い話だよね。
うちのチームは何を大切にしているか、どうしていきたいか。
チームの目標とのギャップがあった時にどうするか。
盧さんが話した事に関しては、人をどう見るかということ。
人と関わっていて、ビジネスをやっていて、人生を生きていて面白いなと思うのは、自分の視点や、世界が変化していく中で、人と関わることで良い方向に変わっていってるという事を感じることかな。
盧 :
会社としてはもっと色々な人を受け入れられたほうが良いフェーズにきていると思っています。
それぞれが自由に動ける環境を受け入れられたら素敵だな、と。
誰でも受け入れられるわけではないけど、これから新卒やインターン・外国人も受け入れていきたいと考えていたりもしますね。
中澤:
そう、多様な意見が出てくる為にも世代を適切に入れ込んでいくというのは組織設定として必要な事だと思う。
チームに多様性があるという事が必要なのではなくて、多様なパーソンがいる事が、チームとしては重要なテーマなんじゃないかな。
その為にも面談では特にその人の考え方・頭の使い方を知りたいなとは思ってる。
盧 :
「パーソン」としての考え方を見せてもらうためにも、ざっくばらんに自然体で話ができたらいいですよね。
リラックスして面談に来て欲しい。
中澤:
辛口とか言われると怖がられちゃうかもしれないけど(笑)
なんか面白い会社だな、話してみたいな、と思ったら、ぜひコーヒーを飲みに来てほしいと思います。